- お手頃なワイヤレス充電器がほしいけど、種類が多すぎて困っている
- Amazonレビュー見ると、低評価が多いけど大丈夫かな
- ワイヤレス充電器の充電スピードって遅いって聞くけど、どうなのかな
そんな方に向けて、コスパ最強の「Anker PowerWave 10 Pad」を紹介します。
2019年1月(同年9月に改善版)に発売された、パッド型のワイヤレス充電器「Anker PowerWave 10 Pad」をレビューしていきます。
つーか、2年前の商品を今さらレビュー?
実は、ワイヤレス充電器は、充電速度がいまいちなイメージがあって、敬遠してたんです。
また、メイン機で利用中のiPhone12miniもワイヤレス充電対応端末ですが、わざわざお金を出してワイヤレスにする必要もありませんでした。
しかし、先月『AirPods Pro』をついに購入し、メイン機のiPhone12miniも充電するとなると、これがいちいち面倒くさい。
どうせならこの機会にと思い、初めてワイヤレス充電器を購入することにしました。
候補はいくつかありましたが、やはりコスパよく安心安定の「Anker」の「PowerWave 10 Pad」に決めました。
ちなみに、2年たった今もAmazonベストセラー1位になっています(2022年1月現在)
さすが安心・安定のAnkerブランドだね。
そして実際に本機を実際に利用し、あまりに使い心地がよく、これは多くの人に届けねば!と使命感に駆られたため、遅ればせながらご紹介していきます。
本機は、コンパクトなのに、最大10Wまで対応したQi規格のワイヤレス充電器です。
本記事で紹介する「 Anker PowerWave 10 Pad 」を利用すれば、いちいち充電するストレスから解放されます。
今から思えば、何でもっと早く買っておかなかったんだと痛感しています。
たった1,500円くらいで、わずらわしいケーブルの抜き差し作業ともおさらばです。
実際に1か月ほど利用していますが、ワイヤレス充電器なしの生活にはもう戻れません(笑)
結論から先に言うと、
ワイヤレス充電器を初めて買う人、就寝時など充電中は触らない人は特におすすめです。
本記事で、少しでもワイヤレス充電機器選びの助けになれば幸いです。
『Anker PowerWave 10 Pad』の特徴
主な特徴
規格 | Qi |
重さ | 約67g |
サイズ | 約100 x 100 x 11mm |
入力 | 5V-2A / 9V-2A |
出力 | 5W / 7.5W / 10W ※1 |
カラー | ブラック/ ブルー / ホワイト ※2 |
付属ケーブル | 1.2mの充電ケーブル (Type-A-MicroUSB) |
その他 | ※1 ACアダプタはついていません。 7.5wや10wの充電はQuickCharge2.0/3.0対応の充電器が必要です。 ※2カラーによって、値段が異なる場合があります。 |
「ACアダプタ」は付属していないので、持っていない人は別で準備する必要があるね。
では、それぞれ「おすすめポイント」と「いまいちポイント」を解説していきます。
『Anker PowerWave 10 Pad』ココがオススメ
『Anker PowerWave 10 Pad』を利用していて感じた、オススメポイントは大きく3つあります。
- お手軽さ(最大のメリット)
- 周りの雰囲気を壊さないシンプルさ
- ケースをつけたまま置くだけの快感
では、一つずつ解説していきます。
①お手軽さ(最大のメリット)
最初に断っておきますが、私はそもそも本機に充電速度は重視しておらず、「○分で○%充電できた」など一切検証していません。
細かく知りたい方は、他のレビューがたくさんがありますので、そちらを参考にしてください。
私は基本、充電速度を求めない、ゆるーい使い方をしています。
ゆるーい使い方の例
- 帰宅後、『AirPods Pro』を『Anker PowerWave 10 Pad』に乗せる
- 就寝時に『iPhone12mini』と入れ替える(『AirPods Pro』充電100%)
- 起きたら『iPhone12mini』充電100%
私の場合は十分これで利用できているため、わざわざ充電速度を測るまでもないのです。
ですが、あくまで「体感として」充電速度がどれほどか言葉で表現すると、
思ったより速いなぁ…
バカにしてるでしょ。
そもそもワイヤレス充電器に「充電速度」を求めるのは、おかしな話です。
高速で充電したいのであれば、大人しく高速充電専用の有線ケーブルを利用すればいいのです。(後で詳しく書いています)
ワイヤレス充電器は、今回紹介しているAnkerはもちろん、他社も多くの種類を提供しています。
しかし、この『Anker PowerWave 10 Pad』は、1,500円を切る、最安値に近いお財布に優しいガジェット。
初めての方でも、ワイヤレス充電器を試せる「お手軽」な値段が最大の魅力です。
また、いちいちケーブルを抜き差しせず、ポンと置くだけで充電される「お手軽」さもあります。
その魅力だけでも、検討する価値はあります。
②周りの雰囲気を壊さないシンプルさ
滑らず、スリム:スリムなデザインはお使いのデスクにぴったりでありながら、お使いの機器が滑り落たり、ずれにくいように表面をゴム製に加工しています。
出典:Amazon
本体は、シンプルな円形でコンパクトサイズです。
表面はもちろん、裏面にもゴム製の加工が施されており、傷つける心配もないでし、ズレずに安定して充電することができます。
また、重さも「約67g」と軽量です。
私は据え置きで利用していますが、持ち運びを考えている人は、大きなメリットではないでしょうか。
そして何より、どんな部屋や机に置いても、雰囲気を壊さないシンプルさが魅力です。
カラーも3色(ブラック/ブルー/ホワイト)あるため、デスクや部屋の色調に合わせて選んでみてはどうでしょうか。
シンプルだから飽きがこないよね。
私のように、「就寝時」の利用を考えている人は、次もポイントです。
本機は、充電していることが分かるよう、充電中は「青色LED」が点灯します。
しかし、わずかな光量だけで、睡眠を妨げるようなことは全くないこの優しさ。
(それが「見にくい」という人もいますが…)
このことからも、充電速度は求めず、「就寝時」に「時間があるときに」充電することを前提とした作りになっていると考えられます。
LEDの種別
青色-3秒間点灯→消灯 | 充電器に接続 |
青色-点灯 | 正しく充電 |
青色-点滅 | 充電不可 |
緑色-点滅 | 充電器・ケーブル非対応 |
とにかく、「点滅」は異常ってことだね。
③ケースをつけたまま置くだけの快感
ケースはそのままで:PowerWave 10 Pad は、ほとんどのスマホケースをつけたままでスマートフォンを充電することが可能です(※5mm以上の厚みがあるケースや金属製や磁気を帯びたケースおよびクレジットカードは、充電前に取り外してください)。
出典:Amazon
私は2023年に購入した「PITAKA」のiPhone12miniの充電ケースをつけています。
かなり薄型ですので、私の場合は何の問題もなくケースをつけた状態で充電できています。
しかし、Amazonのレビューを見ると、「5mm」に満たない薄型のケースでも充電できない可能性もあるようです。
また、指をはめる「リング」を装着していたり、磁石や鉄製プレートを入れたケースも、やはり厳しいようです。
それは外せない!というのであれば、購入はやめましょう。
ケースさえ適合すれば、置くだけの快感の世界へようこそです。
いちいちケーブルを抜き差しする手間が減っただけでも、買う価値はあります。
- いかに今まで無駄な時間を費やしてきたのか。
- 何度Lightningケーブルを断線しては、買い直してきたか。
「Type-C、違う。Type-A、これも違う。Lightning、あ、これか」の毎日の繰り返しにはもうウンザリ!
確かに、いい加減Type-Cに統一してほしいよね。
ただし、1つ目でもお伝えしましたが、急いで充電しないといけないときは、通常の有線ケーブルの方が絶対に充電速度は速いです。
私は今まで、iPhone充電用にUSB PDに対応した『PowerLine III ライトニングUSBケーブル』と『Anker PowerPort Atom III 63W』を使っていました。
今でも高速で充電したいときの味方ですし、ハブが多くパワーもあるので、非常に愛用しています。
MacBookやiPadの充電にも使えるので、複数端末お持ちの方はおすすめです。
『Anker PowerWave 10 Pad』ココがイマイチ
『Anker PowerWave 10 Pad』を利用していて感じた、イマイチポイントは大きく2つあります。
- 思ったよりホコリがつく
- 中央に配置する必要あり
では、一つずつ解説していきます。
①思ったよりホコリがつく
開封した際、少し触って感触を確かめた後すぐ撮ったときの写真です。
ゴム製の材質のせいかもしれませんが、ホコリが付着しやすいように感じます。
特にブラックということもあり、余計に目立つのかもしれません。
そこまで神経質にならなくてもいい問題ですが、気にする人は気にすると思いましたので、ご紹介しました。
ちなみに、私は全く気になりません!
②中央に置く必要あり
端末の置く位置によって充電されない可能性があります。
構造上仕方のないことですが、充電したつもりでも実はされてなかったという事態も十分起こりえます。
そのため、私は先程紹介したオススメの②の「青色LED」が点灯しているのを確認したり、スマホの充電中の表示やイヤホンケースの色で必ず確認したりしています。
確かに確認作業が必要となり、一手間かもしれませんが、基本パッドの中央に乗せればほぼ充電されるので、個人的にはさほどデメリットには感じていません。
『Anker PowerWave 10 Pad』レビューまとめ
今回は『Anker PowerWave 10 Pad』をレビューしてきました。
おすすめできる人とそうではない人のまとめを再度載せます。
本機の最大のメリットは、「お手軽さ」だと思われます。
ワイヤレス充電器がなくても、有線でつなげば充電はもちろん可能です。
でも、あれば今のあなたの生活が、ちょっぴり便利になる。
そんな商品です。
もし、2台の端末を「同時に充電」したい、ということであれば、本機を2台分購入するか、以下のような商品もあります。
よかったら参考にしてください。