- HHKBを買う前に、どんなことができるのか知りたい
- 「キーマップ変更ツール」をどのように設定すればいいかわからない
- おすすめのキーマップを教えてほしい
- Windows・Macを共有したキーマップ設定が知りたい
- 設定したデータのバックアップや復元方法を知りたい
以下の記事は、「HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列」をもとに、主にWindowsユーザーが、Macと併用(共有)してHHKBを使用する内容を中心に解説しています。
特に、Win・Macで異なるショートカットキーも、今回紹介する記事を読んでいただければ、OSが違えどある程度同じショートカットキーでタイピングすることが可能になり、生産性は飛躍的に向上します。
ただ、一般的には、どちらか片方のOSしか使わない人の方が圧倒的に多いと思います。
そんな方でも、どのようにキーを変更したら効率的且つ快適に文字入力できるのか、参考にできる価値は十分ある記事になっています。
HHKBってどんなことができるのか購入のきっかけが欲しい人、HHKBを買って間もない人が「キーマップ変更ツール」でどのように設定すればよいか、おすすめは何なのかなど、なるべくわかりやすく解説する記事になっています。
「キーマップ変更ツール」の操作方法からおすすめの設定、バックアップや復元方法まで初心者でもわかりやすく解説しています。(画像100枚以上使用)
よかったら参考にしてみて、楽しいHHKBライフを送ってください。
英語配列の方は、キー配置自体が日本語配列と大きく異なりますので、あまり参考にならないかもしれません。
こんにちは、ナクナクです。
みなさんは、どんなキーボードを使っていますか。
私は、東プレの「REALFORCE」を数年間使用していましたが、約1年前に「HHKB」に乗り換えました。
両者とも高級キーボードと言われ、キーボード沼にハマった人で知らない人はいないのではないでしょうか。
どちらも静電容量無接点方式のキーボードで、打鍵感は至高の一言。
じゃあ、どうしてわざわざHHKBにしたの?
一番の理由は、HHKBは「キーマップ」を自分仕様にカスタマイズできる機能があるからです。
HHKBは、購入してすぐ使用できないことはありませんが、それだとHHKBの半分以下の性能しか発揮できません。
HHKBの魅力No.1が「スコスコ打鍵感」だとすると、No.2は「キーマップ変更ツール」で端末やOSを問わず自分好みにキーをカスタマイズできることだと思います。
文字を入力しながら、一度はこんな経験をした人も多いのではないでしょうか。
このキーよく使うのに、何でこんな押しにくい所にあるの!?
矢印キーを使う度にホームポジション崩れて、効率悪い!
また、仕事やプライベートで、WindowsもMacも両方利用している方は、こんな経験ありませんか。
ショートカットキーが違うから、覚えられない!
ちなみに、私がHHKBにBluetooth接続(4台まで可)で登録している端末がコチラです。
- 貸与WindowsPC(仕事用)
- M1 Macbook Air
- iPad Pro11
- 自宅WindowsPC(個人用)
使用頻度の割合は、Win7、Mac3くらいです。
私のように、「メインはWindowsで、サブがMac」という人には、特にピッタリの記事になります。
私が持っているHHKBは、Bluetooth接続で4台まで接続可能なので、同じ1台のHHKBでOSを問わず「ほぼ」同じキー配置でショートカットキーを組み込むことができます。
では、この「キーマップ変更ツール」で何ができるのか、どんなメリットがあるのか具体的に見ていきましょう。
「キーマップ変更ツール」で何ができる?
大きく4つできることがあります。
- 通常時のキー配置を変更できる【デフォルト】
- Fnを押したときだけのキー配置を変更できる【Fn+□】
- ホームポジションが崩れない
- HHKB「本体」に設定を保存できる
では、各項目について、具体的にどんなことができるのか解説していきます。
そんなことはいいから早くおすすめカスタマイズが知りたい人は、コチラからどうぞ。
①通常時のキー配置を変更できる【デフォルト】
以下が「キーマップ変更ツール」の設定画面の一部になります。(詳細は後で解説します。)
変更【前】のキーマップ
変更【後】のキーマップ
通常、キーボードでAを押すと、「A」が表示されます。(全角英数字の場合)
一方、キーマップ変更ツールで、 元々のAをBに変更(キーが青色)してそのキーを押すと、「B」が表示されるようになります。
- 変更前:A入力→「A」出力
- 変更後:AをBに変更後、入力→「B」出力
少し極端な例でしたが、このように「キーマップ変更ツール」を使えば、自由にキーの配置を変更することが可能です。
この機能を使えば、例えばWinユーザーがMacを使うときも、Mac特有のキー配置をWin寄りに変更するなど、あなたの使い方次第で自由にカスタマイズすることができます。
もちろん、デフォルト時の設定で、例に挙げたA→Bのような特殊すぎるカスタマイズをし過ぎると、普通のキーボードが使えなくなるので加減が必要です。
詳しくは下記で紹介していますが、この①では、あくまで通常のキーボードを利用するにあたって差し支えない程度に変更することをおすすめします。
私は主に、修飾キーをWindowsの配置になるよう少し変更しています。(詳細はコチラ)
次の②で解説するFnを使ったキー配置の変更で、自分仕様にいじり倒しましょう。
デフォルト時のキー配置の変更は、通常のキーボードを使ったときにも使えるよう必要最低限にする。
②Fnを押したときだけのキー配置を変更できる【Fn+□】
HHKBの真骨頂、ココにあり。
「キーマップ変更ツール」を利用する最大の利点が、このFnを駆使したカスタマイズと言っても過言ではありません。
私が超高価なHHKBキーボードを購入した一番の決め手が、このFnを使ったカスタマイズです。
では、下記のA・Bの違いがわかりますか?
所々キーが違うね。
Aは、先程解説した【デフォルト】時のキーマップです。
一方、BはFnを押したときのキーマップです。(以下、【Fn+□】)
もちろん、【デフォルト】のように、この【Fn+□】でもキーを自由に変更できます。
つまり、Fnを押したときだけ通常のキーとは異なるキーを配置することができるのです。
Fnを押さない限り、デフォルト時に変更した設定で文字入力されます。
具体例を挙げます。
【デフォルト】
【Fn+□】
【デフォルト】では、Gを押すと、当然「G」が表示されます。
次に、右下の青字のFnをクリックすると、Fn押下時専用の設定画面に移り変わります。
その【Fn+□】設定画面にて、G→1に変更します。(変更したキーが青色になる)
上記を保存後、Fnを押しながら1(元々のG)を押すと、「1」が表示されるようになります。
先程の①【デフォルト】での設定は、あまりカスタマイズしないでおきましょう、とお伝えした理由がコレです。
Fnを押したときだけキーを変更することで、デフォルト時(通常のキーボード)の操作には一切影響しないため、HHKB以外のキーボードを使っても今まで通りの操作感で使用することができます。
でも、Fnの位置、押しにくくない?
この後解説しますが、私はAの左隣に追加しました。
- デフォルトとは別に、Fnを押したときだけのキーマップを変更できる。
- Fnを押さない限り、デフォルト(通常時)のキーマップが優先される。
- デフォルトはそこまで変更せず、Fn時をメインにカスタマイズするとよい。
③ホームポジションがくずれない
日本語配列のキーボードの場合、HHKBに限らず、Enterは微妙に離れています。
届かない距離ではないけど、右手小指で押そうとすると、どうしてもホームポジションがくずれてしまいます。
そんな問題も、この「キーマップ変更ツール」を使えば解決することが可能です。
【デフォルト】では変えたくないので、Fnを押したときだけのキーマップ【Fn+□】で変更していきます。
ポイントは、押しにくいキーを、ホームポジションが崩れない距離にあるキーに変更するだけです。
私はスペース→Enterに変更しています。
今回はFnを押したときの例を挙げましたが、デフォルト時の設定でも変更は可能です。
ただし、デフォルトを大きく変更してしまうと後が大変なので、極力Fnを使ったカスタマイズがおすすめです。
他にも、遠くに離れている割に使用頻度が高いBS(BackSpace)なんかも、ホームポジションが崩れないようにキー配置を変更すると便利です。
「キーマップ変更ツール」で、遠くにあるキーを近くに変更することで、ホームポジション崩れを防止できる。
④「本体」に設定を保存できる(貸与PC、OK)
インストール不可の貸与PCでも使えます。
今回ご紹介する「キーマップ変更ツール」以外にも、キーの配置を変更するソフトはあります。
Windowsの「AutoHotKey」「ChangeKey」や、Macの「Karabiner-Elements」が有名です。
私のMacBookの通常キーボードも「Karabiner-Elements」を使って装飾キーをWindows寄りに配置を変更しています。
Windowsであれば、これから解説するHHKBのキーマップと同様のカスタマイズを設定することができます。
ただ、ここで問題なのが、会社の貸与PCなど、「管理者権限」が必要になるPCの場合です。
個人で所有しているPCであれば、何も問題はありませんが、会社から支給されたPCは、様々な制限がかかっていることでしょう。
現に、私も会社から貸与されたWindowsPCを使っていますが、使いたいソフトやアプリがあっても一切インストールすることができません。
コンプライアンス上、当然仕方のないことですが、作業の効率化を目指す私としてはこの現状を何とか打破したい。
他にいい方法はないのかと模索していました。
そんな私に救いの手を差し伸べてくれたのが、HHKBです。
「キーマップ変更ツール」で上記①②のようにキーをカスタマイズした後、「HHKBへ書き込み」を選択すると、HHKB本体に設定が記憶されます。
一度設定さえしてしまえば、ケーブルを外してBluetooth接続でも、設定したキー配置でHHKBを使うことができます。
マウスでは、よく「オンボードメモリ」と言われますが、そのキーボード版です。
PCではなく、キーボード本体に設定が記憶されるため、PCを変えても同じ配列で文字入力することができます。
これなら、貸与PCでもカスタマイズした状態で使えるね。
そのため、インストールは自宅などの個人のPCで設定さえしてしまえば、後はどの端末につなげようがキーマップに設定した通りに使うことができます。
HHKBに設定を保存する方法は、下記「バックアップ・復元・初期化の方法」でくわしく紹介します。
- キーマップを変更した設定をHHKB本体に保存すれば、どの端末でも設定したキー配置で使用できる。
- 特に、ソフトなどインストールできない貸与PC利用時などには効果絶大。
「キーマップ変更ツール」のダウンロード
では、実際に「キーマップ変更ツール」をダウンロード・インストールしてみましょう。
こちらのリンク先から、HHKB公式サイトへ行っていただき、インストールするOSの「ダウンロード」を選択してください。
リンク先へ飛ぶと、以下のようなサイトに移ります。
画面下のダウンロードを選択して、インストールしてください。
- Windows 7 / 8.1 / 10 / 11
- macOS 10.12以降
【重要】「キーマップ変更ツール」を使う前に
インストールが終わり、早速カスタマイズするぞ!と意気込む前に、どうしてもやっておかなければならない必須設定があります。
それが「DIPスイッチ」です。
何それ?新しいゲーム機?
『DIPスイッチ』とは?
キーボード後部のDIPスイッチにより、いくつかのキーのキーコードを変更したり、キーボードのモード設定を変更することができます。出荷時設定はWindowsモードとなっております。
HHKB公式
「DIPスイッチ」とは、「キーマップ変更ツール」をより使いやすくするために、事前に設定しておくべきスイッチのことです。
全部で6つのスイッチがあり、以下がその一覧です。
うーん、何のこっちゃわからん。
ただ、この「DIPスイッチ」はかなり奥が深いので、説明はここでは割愛させていただきます。
詳しく知りたい方は、こちらにわかりやすく解説した記事があるので、参考にしてみてください。
おすすめの「DIPスイッチ」設定
では、私が設定しているおすすめの「DIPスイッチ」設定を紹介します。
おすすめ「DIPスイッチ」設定
- SW1:OFF(Windowsモード)
- SW2:ON(左のFnをCtrlなど)
- SW3:OFF(BackSpaceのまま)
- SW4:OFF(矢印そのまま)
- SW5:OFF(OS・Altそのまま)
- SW6:ON(省電力無効)
試行錯誤して試した結果、私はこれがベストです。
特におすすめポイントは、SW2をONにすることで、Windowsでお馴染みのCtrlがデフォルトで左下にくることです。
「Windowsメイン・Macサブ」として共有して使う人、Windows歴が長い人、Windowsしか使わない人など、Windowsがメインという方は、この設定にすれば通常のWindowsキーボードでも同じように文字入力ができます。
また、Windows・Macの両刀使いの方は、キーマップ変更時、「Windowsモード」と「Macモード」の2つのキーマップをそれぞれ変更していく必要があります。その際は、SW1の「ON/OFF」を切り替えて行ってください。
では、ここまで終わったら、実際に「キーマップ変更ツール」を使ってみましょう。
下記で解説していくキーマップの配置は、あくまで私が上記で設定している「DIPスイッチ」が基準になっています。「DIPスイッチ」が私と異なる設定にした場合、キー配置等が異なる可能性がありますのでご注意ください。
「キーマップ変更ツール」の使い方
主な流れは以下の通りです。
- PCとHHKBを有線接続する
- 「キーマップ変更ツール」を起動する
- 「キーマップ変更」を選択
- 変更したいキーを下のキーボードから選択する
- 設定が完了したら、「HHKBへ書き込み」を選択する
では、詳しくみていきましょう。
①PCとHHKBを有線接続する
画像のように、PCとHHKBを有線で接続します。
HHKB側のコネクタは、「USB Type-C」ですので、別途ケーブルをご準備ください。
Bluetooth接続はできません。
②「キーマップ変更ツール」を起動する
「キーマップ変更ツール」を起動すると、以下のような画面が開きます。
キーボードのファームウェア更新もできますが、今回はキーマップを変更していきます。
左下の「キーマップ変更」を選択すると、以下のようなキーボードが上下2種類ある画面が表示されます。
主に、このキーマップ変更画面でお好みに合わせてキーの配置を変更していくことになります。
ただ、上の黒いキーボードをよく見てみると、Fnだけ青で印字されているのがわかるでしょうか。
上記でも少し触れましたが、Fnを押したときだけのキー配置も変更が可能になります。
では、次にFn押下時のキー配置の切り替え方法について解説していきます。
③【デフォルト】と【Fn+□】の切り替え
上記『DIPスイッチ』とは?でも解説しましたが、大きく以下の2種類のキーマップを変更することが可能です。
- デフォルト時のキー配置(以下、【デフォルト】)
- Fnを押したときだけのキー配置(以下、【Fn+□】)
【デフォルト】
【Fn+□】
右下の青字のFnをクリックすることで切り替え可能です。
カスタマイズしている最中、どちらの設定画面かわからなくなった場合は、Fnの色に注目してください。
【デフォルト】
【Fn+□】
【Fn+□】の設定画面では、Fnの色だけが、若干グレー(不透明)になります。
ていうか、よく見ると【Fn+□】のキー配置おかしくない?
HHKB本体の側面をよく見てみると、実はFnを押したときのキーがあらかじめ印字されています。
初期状態でもすぐ使える状態になっています。ただ、「墨」の場合は、見にくいのが難点です。
もちろん、この初期状態のままでもいいですが、せっかくなので、もっと使いやすく自分仕様にカスタマイズしていきましょう。
では、実際にキーマップを変更していきましょう。
④キーマップ変更の仕方
ここでは、【デフォルト】を例に、キーの変更の仕方を解説します。
また、変更の仕方は2種類ありますが、今回は簡単な「ドラッグ&ドロップ」で解説していきます。
上の黒いキーボードが、実際のHHKBのキーマップです。
そして、下側の白いキーマップのキーを、上側の黒いキーマップへ「ドラッグ&ドロップ」する形で、変更していきます。
では、例としてGを全く別の1に変えてみましょう。
キーマップ変更の流れ
下側の1にカーソルを合わせ、ドラッグしたまま上側のGの場所にドロップします。
すると、元々Gだったキーが、変更後の1が青色で表示されるようになります。
F2やDelとか、変更したいキーが下にないんだけど…。
「アルファベット順」に変更してください。
画像下欄の青枠「QWERTY配列/アルファベット順」を選択すれば切り替えられます。
「アルファベット順」にしかないキーもありますので、切り替えながらご利用ください。
そして、設定がすべて終われば、右の「HHKBへ書き込み」を選択すれば、HHKB本体に保存・記憶されます。
後は、有線接続していたケーブルを外し、Bluetooth接続でもこの保存した設定で文字入力できるようになります。
先程お伝えしたように、管理者権限が必要なインストール不可のPCでも、問題なく利用することができます。
でも、どんな風に変えればいいか…。
そんな人のために、私のおすすめカスタマイズをご紹介していきます。
では、以下から私のおすすめカスタマイズ例を紹介していきます。
繰り返しになりますが、「キーマップ変更ツール」は、【デフォルト】と【Fn+□】のキーマップを変更することができますので、大きくその2つを紹介していきます。
「キーマップ変更ツール」デフォルト カスタマイズ
以下のカスタマイズは、Windows・Macを共有して利用される方を中心にした解説になります。
特に、Windowsのキー配置に慣れたユーザーがMacをサブで利用できるよう、キー配列をWindows寄りにしています。
では、まず全体像から。
Windows
Mac
Win・Mac両刀使いは、どちらも設定する必要があります。
このキー配置にした理由や使い方など、くわしく知りたい方は開いてご覧ください。
【Win】デフォルト キーマップ変更点とその理由
【Mac】デフォルト キーマップ変更点とその理由
以上のように、【デフォルト】設定を変更してきました。
しかし、これらはあくまで次のFnを使ったカスタマイズの「伏線」の役割に過ぎません。
では、次にFn押下時のおすすめ設定をご紹介していきます。
「キーマップ変更ツール」おすすめのカスタマイズ
よりよい配置を今も模索中のため、執筆中のカスタマイズもあります。でき次第、アップしていきますのでご了承ください。
では、本記事メインとなる私のおすすめカスタマイズをご紹介していきます。
こちらが、カスタマイズ全容です。
Windows
Mac
ただ、これだけではわかりにくいと思いますので、それぞれカスタマイズした内容について下記にて詳しく解説していきます。
また、カスタマイズごとのおすすめ度を、独断と偏見で表してみました。
少しでも皆さんの参考にしていただけたらと思います。
- 使用頻度…どのくらいの頻度で使用するか
- ホームポジション維持…ホームポジションを崩さずに打てるか
- Win・Mac共有性…両OSで同じキー操作で使用できるか
- 他キーボード親和性…純正や他のキーボードでも同じように使えるか
①[ Enter ]の追加
おすすめ度
使用頻度 | |
ホームポジション維持 | |
Win・Mac共有性 | |
他キーボード親和性 |
くわしく知りたい方は、それぞれ開いてご覧ください。
(1)[ Enter ] OS別キーマップ
(2)[ Enter ]をこの配置にした理由
(3)[ Enter ]の運指例
②文字削除キーの追加
おすすめ度
使用頻度 | |
ホームポジション維持 | |
Win・Mac共有性 | |
他キーボード親和性 |
文字削除と言っても、大きく2種類あります。
- BSBackSpace…カーソルの左(直前)の文字を削除
- DelDelete…カーソルの右(直後)の文字を削除
この2つの削除キーを、Fn組み合わせて同様の操作になるようカスタマイズしていきます。
(1)文字削除キー OS別キーマップ
(2)文字削除キーを追加した理由
(3)文字削除キーの運指例
③矢印キーの追加(Winのみ+α)
おすすめ度
使用頻度 | |
ホームポジション維持 | |
Win・Mac共有性 | |
他キーボード親和性 |
(1)矢印キー OS別キーマップ
(2)矢印キーを追加した理由
(3)矢印キーの運指例
(4)特殊キー設定(Winのみ)
④Bluetooth切り替え
おすすめ度
使用頻度 | |
ホームポジション維持 | 必要なし |
Win・Mac共有性 | |
他キーボード親和性 | 必要なし |
(1)Bluetooth切り替え OS別キーマップ
(2)Bluetooth切り替えを追加した理由
(3)「Bluetooth切り替え」の運指例
⑤アプリ終了
おすすめ度
使用頻度 | |
ホームポジション維持 | |
Win・Mac共有性 | |
他キーボード親和性 |
(1)アプリ終了 OS別キーマップ
(2)「アプリ終了」を追加した理由
(3)「アプリ終了」の運指例
⑥長音符号の追加
おすすめ度
使用頻度 | |
ホームポジション維持 | |
Win・Mac共有性 | |
他キーボード親和性 |
(1)長音符号 OS別キーマップ
(2)長音符号を追加した理由
(3)「長音符号」の運指例
⑦ 仮想デスクトップ切り替え【執筆中】
おすすめ度
使用頻度 | |
ホームポジション維持 | |
Win・Mac共有性 | |
他キーボード親和性 |
以下、執筆中です。ごめんなさい。
かなり複雑怪奇になってくるので、少しでもわかりやすくお伝えできるよう調整しています。
今しばらくお待ち下さい。
(1)仮想デスクトップ切り替え OS別キーマップ
(2)仮想デスクトップ切り替えを追加した理由
(3)仮想デスクトップ切り替えの運指例
バックアップ・復元・初期化の方法
色々いじってたら、もうグチャグチャになっちゃった…。
大丈夫です。初期状態に戻せますし、バックアップも取れますよ。
OSで若干操作方法が異なりますので、「キーマップ変更ツール」をインストールしているOSの方を選択してください。
【Win】バックアップ・復元・初期化の方法
【Mac】バックアップ・復元・初期化の方法
「キーマップ変更ツール」の注意点
まず、こちらをご覧ください。
何かすごいことになってるけど…。
青色になっていないキーは、変更できません。
⑤アプリ終了でも触れましたが、これらはFnと組み合わせて使う特殊なキーです。
変更しようと、ドラッグ&ドロップすると、下記のようなポップアップが出ます。
そのため、キーが青になっていないキーを変更しようと思っている人は、気をつけてください。
Fn設定画面で変更できないキー
- 左下のCtrl
- Q
- Z
- X
- Shift R
ただ、これらは、私が設定している「DIPスイッチ」での話です。
SW2など、私と異なる設定にしている場合、変更できないキーが異なる可能性もありますのでご注意ください。
「キーマップ変更点ツール」まとめ
今回、HHKBの「キーマップ変更ツール」について、基本の使い方やおすすめカスタマイズをご紹介してきました。
ただし、これらはあくまで「私」が使いやすいように、変更したものものになります。
私のように、WindowsとMacの両刀使いで、更にMacをWindows寄りに合わせるというマイナーな使い方をする人の方が少ないと思います。
百人いたら百通りの使いやすさやキー配置があると思いますので、私のカスタマイズを参考に自分流に変更していただけたらと思います。
HHKBを購入するかお悩みの方へ
この「キーマップ変更ツール」は、HHKBを購入した人だけに与えられる最大級の恩恵サービスです。
記事の中でも伝えましたが、このキーマップが変更できる&貸与PCでも使える機能が私の購入の決め手です。
HHKBの打鍵感は言わずもがなですが、この「キーマップ変更ツール」を使ったカスタマイズは、時短に一役も二役も買ってくれる生産性爆上がりのサービスです。
しかし、このHHKBに慣れ過ぎてしまうと、正直他のキーボードはいろんな意味で使えなくなります。
ホームポジションが崩れてストレスが溜まったり、無意識レベルでFn+□を押して誤入力が多発したり、打鍵感がいまいちでやる気が起きなかったり…。
つまり、HHKB以外のキーボードを使う場合、生産性は必ず落ちます。
良くも悪くも、人を選ぶキーボードです。
個人的には、値段に見合うだけの、いやそれ以上の価値があるキーボードだと思います。
もうHHKBなしの生活は送れない体になってしまいました…。
安い買い物では決してありませんので、十分に検討してください。
では、よきHHKBライフを!