- 1つのアカウントを家族で使い回していいのか知りたい
- 家族以外の人と共有するのは違法なのか心配している
- 共有するメリット・デメリットを知りたい
- Kindle Unlimitedの共有方法を知りたい
こんにちは、しーかんです。
この記事を読めば、Kindle Unlimitedで自分以外の人と共有して使い回す方法がわかるようになります。
ただ、最初に話しておくと、個人的には、この複数人で共有する方法は、正直そこまでおすすめしません。
このあと解説していきますが、メリットに対し、デメリットの方があまりにも大きすぎます。
じゃあ、記事にすんなよ。
きっと私のように、困っている人がいると思って記事にしてみました。
記事後半に、代替案もご紹介していますので、よかったらお付き合いください。
Kindle Unlimitedとは?
Kindle Unlimitedは、対象になっている約200万冊の電子書籍が読み放題になるAmazonのサービスです。
普段お使いのスマホやタブレットなどでいつでもどこでも読むことができるため、本好きな人にはたまらないサービスになっています。
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登録したアカウントを家族や知人で共有するのは違法?
まず、結論から。
1つのアカウントを家族や知人と共有しても、違法ではない。
え?違法じゃないの…?しかも、家族以外でも大丈夫なの?
はい。登録したアカウント情報(メールアドレスとパスワード)を誰かに教えて、ログインすれば、誰でも使用できます。
証拠として、Amazonカスタマーサービスに実際に問い合わせたときに撮ったスクショがこちらです。
悪用しなければ共有しても大丈夫なんだね。これで安心して、使い回せる!
1つのアカウントで共有できるのは何人(台)?
まず、結論から。
1つのアカウントで登録できる端末数は、「無制限」。そのため、何人とでも共有できる。
無制限!?ど、どういうこと??
登録したアカウントでログインすれば、何台でも登録して読めます。つまり、端末さえあれば、何人だって読むことができるのです。
ただし、注意点があります。
1つのアカウントを共有すれば、何台でも何人でも登録して読むことが可能です。
しかし、1つの本をダウンロードして同時に読むことができるのは、最大6台までになります。
もし、7台以上の端末でダウンロードしようとすると、このように制限がかかってしまい、読むことができません。
共有する場合は、最大6人(台)で使うと制限がかからなくて安心です。
何だか難しいなぁ…。
少しわかりにくいですよね。
なので、家族や知人などと共有する場合、次のことさえ理解していただけたら大丈夫です。
1つのアカウントで共有する場合、何人(台)でも登録できるが、最大6人(台)までにしておく。
こちらの記事で詳しく解説しています。よかったらご覧ください。
では次に、実際にどのように共有していくのか、その方法を解説していきます。
1つのアカウントを家族や知人と共有する方法
1つのアカウントを家族や知人と共有する手順をを、次の3ステップで解説していきます。
Kindle Unlimitedは、30日間は無料で利用できますので、まだ登録していない場合は、この機会に済ましておきましょう。
\こちらからどうぞ/
Amazonアカウントをお持ちの方は、簡単に登録できます。
以下の記事もよかったら参考にしてみて下さい。
ステップ1で登録したKindle Unlimitedのアカウント情報(メールアドレス・パスワード)を、家族や知人に教え、ログインします。
これで、1アカウントを家族や知人など、複数人と共有してKindle Unlimitedの本を読むことができます。
では次に、私がこのアカウントを共有する方法を実際に使用してみて感じた、「メリット」や「デメリット」を解説していきます。
アカウントを共有する「メリット」
1つのアカウントで、複数人と共有して利用することのメリットは、2つあります。
- コスパ最強説
- 同じ本を同時に読める
1.コスパ最強説
Kindle Unlimitedは、月額980円で約200万冊が読み放題のサービスです。
仮に、家族6人で共有して利用したとすると、1ヵ月一人当たりなんとたったの約160円になります。
2人だとしても、ワンコインで利用できることになりますね。
といっても、「6人で共有」するというのは、あまり現実的ではないかもしれません。
そこで、身近な例を一つ紹介します。
- あなた(iPhone)
- 奥さん(Androidスマホ)
- 長男(Mac)
- 長女(iPad mini)
- 家族みんな(リビングにあるiPad)
- 家族みんな(お風呂用のKindle Paperwhite)
4人で使い回すことで、実質一人あたり「245円」で利用できます。
この例のように、1つのアカウントを、4人家族で6台の端末を使って共有することも可能です。
もちろん、家族だけでなく、友達など誰とでも共有することが可能です。
本好きな友人と2人でシェアすれば、一人500円で読み放題を堪能することができます。
しかも、初回は30日間の無料体験ができますし、不定期でかなりお得なキャンペーンをやっていることもあります。
まだ登録してなければ、ぜひ登録してみてください。
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2.「同じ本・違う本」を「同時」に読める
映画であれば、一緒に観終わった後、「面白かった」「あの場面がよかった」と、一緒に観た人と感想を言い合うことができますよね。
しかし、読書というのは、基本一人で読むことが多いです。
読み終わったとしても、その感想をすぐさま誰かと共有し合うことは難しいですね。
1人が読み終わったら、もう1人がその本を借りて読むと、どうしても時間差ができてしまいます。
どうしても同じ本を同じタイミングで読みたいとなったら、
- 「同じ本」を別々に購入して、別々で「同じ時」に読む
- 「同じ本」を二人で一緒に横に並んで「同時」に読む
など、短い絵本のような書籍ではいいかもしれませんが、現実的ではありません。
一方、Kindle Unlimitedで共有する方法であれば、それぞれ契約しなくても、別々の端末で同時に同じ本を読むことが可能になります。
上の写真は、1つのアカウントを複数台で共有し、Kindleアプリで同じ本を同時に立ち上げた様子です。
そうすることで、複数人が「同じ本」を「同時」に、それぞれの端末で読むことができます。
読み終わるタイミングは当然同時ではないかもしれませんが、読んでいる途中の感想なんかも、リアルタイムで共有できるかもしれません。
もちろん、同じ本だけでなく、人によって読みたいジャンルは異なりますよね。
そこで、もう一つのメリット。
例えば、自分はビジネス書、奥さんは雑誌、息子は小説、といったように、それぞれ好きなジャンルや読みたい本を読むことが可能です。
つまり、相手に合わせることなく、共有している人それぞれが自分の好きな本をダウンロードして読むことができるのです。
アカウントを共有する「デメリット」
1つのアカウントで共有するデメリットは、3つあります。
3つ目が最大のデメリットです。
- 個人情報の流出危険【対処法:あり】
- 「20冊制限」による使いにくさ【対処法:あり】
- 見られたくない本が表示される【対処法:なし】
1.個人情報の流出危険【対処法:あり】
1つのアカウントで共有して利用するためには、登録したメールアドレスとパスワードを使って、家族や知人が使う端末でログインする必要があります。
そうなると、やはり怖いのは
Kindle Unlimitedへの登録は、Amazonと同じアカウントになります。
つまり、こういう危険性があります。
Kindle Unlimitedに登録したメールアドレスとパスワードを教える=Amazonアカウントがバレる
→不正利用される可能性あり
そう考えると、誰とでも共有できるとは言え、知人など第三者と共有するのはやめた方がいいかもしれません。
共有したとしても、信用できる家族や友人限定にした方がよさそうです。
ちなみに、何か回避方法がないか、カスタマーサービスに問い合わせましたが、ありませんでした。
カスタマーサービスとのやり取りを見たい人はこちらからどうぞ。
スクショは撮れませんでしたので、後日メールでチャットのやり取りを送っていただきました。
少し見にくいので、ふきだし風にしました。
他の人がそのアカウントでサインインするためには、登録したメールアドレスやパスワードなど個人情報を教えなければなりません。登録した情報は、Amazonアカウントと同じこともあり、なにか他の手段はないでしょうか。
恐れ入りますが、他の方法がございません。Kindle Unlimitedは定額制サービスの性質上、サービスの提供に対し料金をいただいておりますため、端末でKindle Unlimitedを登録されているアカウントをログインし、ご利用いただけます。
そこで、私なりに考えた回避策をご紹介します。
メールアドレスやパスワードを共有する人に教えなくても、ログインすときだけ共有する人の端末を借りれば、この問題は対処できます。
一度Kindleアプリにログインしてしまえば、アプリからサインアウトしたりアプリ自体をアンインストールしない限り、ログイン情報を要求してくることはありません。
この方法を使えば、個人情報の流出も抑えられますし、Amazonで勝手に買い物される心配もなくなります。
後の記事にある「履歴」の回避策にも活かすことができるので、例え家族と共有する場合でも、この方法が有効です。
2.「20冊制限」による使いにくさ【対処法:あり】
「20冊制限」って?
ダウンロードして読めるのが「20冊まで」ということです。
Amazonアカウントを使用して、Kindle Unlimitedの対象タイトルを同時に20冊まで読むことができます。
Amazonヘルプ&カスタマーサービス
つまり、今回の共有での利用法に言い換えると、
少しわかりにくいので、くわしく解説していきます。
KindleアプリでKindle Unlimitedの本をダウンロードすると、「ライブラリ」という所に、その本が表示されます。
ここには、共有相手がダウンロードした本も同様に追加されていきます。
つまり、共有している人全員が見ることができ(端末によって多少は異なる)、いつでもダウンロードして読むことができるのです。
しかし、問題となるのがデメリットである「20冊制限」。
1アカウントで、ダウンロードしていつでも読める状態にしておける本が、20冊までと制限されます。
具体的に言うと、後で読んでおこうとストックできるのがで、共有している人全員20冊まで、ということになります。
ちなみに、21冊以上ダウンロードしようとすると、このような表示がされます。
仮に、「家族5人で共有」したとします。
それぞれが読みたい本をダウンロードし、いつでも読める状態にしておけるのは、一人当たり4冊まで、という計算になります。
解決策としては、手元にダウンロードしてある20冊の中から、いずれかの利用を終了すれば済みます。
1冊利用を終了すれば、その分空きができるので、1冊ダウンロードできるようになります。
しかし、ダウンロードしてストックしておきたい本がたくさんある場合や、共有している人数が多ければ多いほど、この「20冊制限」が足かせになります。
もっと極端な例を挙げると、6人で共有しているとして、その一人が制限上限の「20冊」ダウンロードしてしまったら、残りの5人は自分の読みたい本をダウンロードすることはできません。
ライブラリにある本の中からでしか、読むことができなくなります。
そこで、私なりに考えた回避策を2つご紹介します。
個人的には2つ目の方が、現実的でおすすめです。
共有している全員が気持ちよく本を読めるように、最初に共有相手に利用制限をかける方法です。
例えば、「共有相手が5人→単純計算で一人4冊まで」というように、一人当たりのダウンロードできる冊数を制限してしまうのです。
当然、Kindle Unlimitedで読みたい本を検索していると、あれもこれも読んでみたい本が出てくる可能性があります。
その際は、後で読みたい本を「欲しいものリスト」に入れたり、「スクショ」を撮ったりすることをおすすめします。
今ダウンロードしている本を削除した後、ダウンロードすればよいです。
上記の方法は、元の「20冊制限」に、さらに「冊数の制限」をかけるので、気分的にはあまりいい方法とは言い難いです。
共有する人数が増えれば増えるほど、コスパとしては高くなります。
しかしその反面、20冊制限で読みたい本が読めなくなるなど、利便性が失われるのは本末転倒です。
そこで、コスパも維持しつつ、でも利便性も損なわない、という間をとった対処法になります。
共有する人数を最低限の人に限定することで、読み終わる度に「本の利用を終了」をしなくても、常に一人当たり3〜5冊ほど、余裕をもってダウンロードすることができます。
回避策①よりも、現実的で運用しやすいと思われます。
例えば、回避策②を使って、3人家族で利用したこんな使い方も可能です。
- あなた(iPhone)
- 奥さん(Androidスマホ)
- 長男(iPad)
- 家族みんな(リビングにあるiPad)
- 家族みんな(お風呂用のKindle Paperwhite)
これであれば、端末としては5台分使用しているけど、実質3人で使用しているので、一人6冊ほど自由にダウンロードして読めますね。
Kindle Unlimitedの性質上、「借りている本を返却」しているだけ、とも言えるので、読んだらすぐ消すという使い方であれば、そこまでデメリットとは言えません。
3.履歴が削除できない【対処法:なし】
Kindle Unlimitedは、書籍や雑誌・マンガだけでなく、実は「大人系(アダルト)」も充実しています。(約50,000冊以上)
もちろん、これをメリットととらえる人もいるとは思いますが、家族と共有して利用する方は十分気をつけなければなりません。
しかし、結論から言うと、
正確に言うと、削除できる履歴もあるけれど、全てを完全に削除することは現状不可能だということです。
履歴を完全に削除する方法は、現状存在しません。
しかし、今後Kindle Unlimitedを利用していく上で、「履歴の表示」とうまく付き合っていくことが大切になります。
まず、「履歴」と一言で言っても、大きく2種類+αあります。
- 「閲覧履歴」…削除できる
- 「利用中の本」履歴…削除できない
上記1と2の履歴を基にして、おすすめ商品を勝手に表示する
+α.「履歴に基づくおすすめ」…削除できない
ここでは、削除ができない「利用中の本」と「履歴に基づくおすすめ」の2種類の履歴について、概要をお伝えします。
履歴についてさらにくわしく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
今回は解説しない「閲覧履歴」や、履歴の削除方法・マル秘対処法など、具体的に解説しております。
「利用中の本」履歴の特徴
- 本をダウンロードした時点で、「利用中の本」の履歴として表示される
- デフォルトで、新しくダウンロードした順に上から表示されていく
- 読書履歴として、活用することができる
- 個別に、本の「利用を終了」することができる(Kindleアプリ内でも可能)
- 本の「利用を終了」を選択すると、その本のデータが削除され、「利用終了済み」と記される
- 削除できない(項目自体がない)
- アカウントでログインすれば、誰でも見ることができる(共有する場合は注意が必要)
- Kindleアプリからも同様に履歴を見ることができる
「履歴に基づくおすすめ」の特徴
- 本を「閲覧」・「ダウンロード」した履歴に基づき、自動で表示される
- Kindleアプリ、ブラウザともに、至る所で出現
- 削除はできない
- 対処法はない
- どの端末でも表示される可能性がある(共有する場合は注意が必要)
- アプリを開いたら表示されるため、他の人に見られる可能性がある
このように、一度でも「大人系」や「見られたくない本」をダウンロードしてしまうと、履歴だけでなく様々なところで大々的に表示されてしまいます。
以上から、家族など複数人で1アカウントを共有し、「大人系」をダウンロードして読むのは避けた方がいいかもしれません。
一度でもダウンロードしてしまった場合は、打つ手がありません。
どうしても読みたいというのであれば、共有しているアカウントではなく、別のアカウントを作成するしかありません。
上記でご紹介したように、家族で使用する場合はかなりデメリットが大きく、色々と制約があるのが実情です。
こんな人におすすめ
では、これまでのメリット・デメリットを踏まえ、共有するのがおすすめできる人をまとめました。
- 少しでもコスパよく利用したい
- 共有する人の中に、読書好きな人がいる
- 家族や友人など、信頼できる人となら共有してもよい
- 見られたくない本は読まないので大丈夫
- 自分しか利用しない
- 自分のログイン情報を知られたくない
- 自分の履歴を見られたくない(削除も面倒)
- 見られたくない本を読む(こともある)
- 複数の端末を持っている【※後述】
まとめ
今回は、1つのアカウントを家族や知人など、複数人と共有して利用する方法や、メリット・デメリットを解説してきました。
冒頭でもお伝えしたように、この共有方法は、正直使い勝手がイマイチで個人的におすすめはできません。
じゃあ、キミはどう使ってるの?
共有する対象を「人」ではなく、「端末」にしています。
私は、1つのアカウントを「複数人」で共有するのではなく、「複数端末」で共有して一人で利用しています。
「おすすめしない人」の欄に、「複数の端末を持っている」と書いてあるのは、このことが理由です。
この方法を利用をすれば、家族や知人と共有するデメリットを、全て解消することが可能です。
まだ登録されていない方はよかったら登録してみてください。
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